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「採用難易度マップ」の図 〔β版〕

たまたま見つけた、総務省・ICTベンチャーの人材確保の在り方に関する研究会「ICT ベンチャーの人材確保の在り方に関する研究会報告書」(平成19年2月)に掲載されていた図。「ICTベンチャー」に限った話しではないと思うので・・・。

採用難易度マップ

(出所:第1回研究会大久保幸夫構成員((株)リクルートワークス研究所) プレゼンテーション資料)

解説には、

(略)このように競争の激化した人材市場の状況について、市場における求人数に基づき、年齢や性別等毎に採用難易度という形で表した資料によると、男女差が多少あるものの、人材市場において最も求人の多い年齢層は22歳の新卒と、20代後半から35歳までの即戦力となる経験者となっている。逆に、最も採用が容易な不活性市場は、主婦層の再雇用と、男女問わず定年後のシルバー採用、次いで中高年の採用となっている(図表12:上の図)。

(中略)即戦力を求める中途採用の需要は35歳以下の求人が非常に多い。しかしながら、先に述べたとおり、この層は、少子高齢化で人口の絶対数が減っている上に、優秀な人材が自発的に転職市場に流入する絶対数が増えているとは言い難い中で、求人意欲の強い大企業と競り合わなくてはならない
一方で、ICTベンチャー側が、年齢・性別にかかわらず、能力が高い人材を見極め、さらに当人にあった働き方や業務をうまく切り出して工夫することができれば、年齢や性別、子育てによる一時的なリタイヤ(休職・退職等)により不活性化している層の人材市場から条件に合った人材を採用することは比較的容易となる可能性が高い。また、採用が難しい正社員以外にも、業務内容によって契約社員などの形態をうまく組み合わせていくことも有効であると考えられる。しかし、ICTベンチャーにおいてこのような人材を活用した成功事例については、まだまだ十分認知されているとは言えず、採用ノウハウと合わせての啓発が必要であろう。

これこれの層が「不活性化」していると書かれると、その意味(「市場」が「動いていない」ということ)をすっ飛ばして、ああ、「わたし」は「不活性化」している層にいる、「不活性化している人材」なんだって、ついつい、そんな先入観に囚われながら、誤解しながら、嘆きかねない。
読み進めると、・・・、いやいや違うと書いてある・・・

雇う側と雇われる側、ベンチャー・中小・大企業、男と女(ワンランク下に位置する女性、もちろん「市場の動き」が・・・)、若モノと中高年(45歳以上は中高年だと・・・)、、、立場立場で、自分と照らし合わせながら、この図の見え方も変わってくる。

**想定する人材市場の状況
(略)ただし、本分野についての事例収集はまだ十分とはいえず、例えば、創業期に社内の事務作業を任せる人材については、就業経験があるが育児などにより現在就業していない女性を活用できる可能性が高いものの、本ガイドラインには明記していない。これは、本調査研究において、人材の要件や円滑な就業形態、配慮すべき点などについて具体的な事例に基づいた検証等が不十分であったことによる。しかし、第1章に述べたとおり、このような人材は有用な人材群である考えられ、その活用促進のための成功事例の収集と活用ノウハウの啓発などが、今後求められるだろう

「常識」、社会の認識はきっとこの図の通りだと思う。その活用の術の知見が蓄えられていないのも・・・、活用する気があるのか無いのか、も。
ついでに、「人材群」と表現されてはいるけれど、その単位の一人ひとりの活性・不活性をどのように見極めて、マッチングすることができるのか、・・・。

Comments : 2

No name 07-05-10

社会認識はまさにそのとおりであるし、もしも自分が雇用側であれば、まだ未知数である新人材、いや稀人材より(団塊世代なり、能力がありながら、子育てでブランクができた女性-私は、ただただサボっていただけですが)確実な人材を求めるのはあたりまえでしょう。ただ、男性にしても女性にしても、ある年齢に達していても、実績と、実力と、活力を備えた方がいらっしゃる事は事実です。そこを拾おうとする、とりあえず、トライしてみようというスマートな感覚があるかどうかは、結局その企業なり、人なりの成熟度ではないかと思うのです。またそれはその企業の大阪的”損得感情’で考えても、プラクティカルではないでしょうか。年齢、子育て、社会的環境、あるいは精神的疾患での休業があったり、いろいろあるとは思いますが、あらゆる人生における、偶発事象、自然現象はそれによって衰える部分と、より成熟する部分とがあることは、より良い人材をもとめるのであれば、もっと認識すべきこと、みてみるという勇気を持つべきだと思います。
ただ、行政には、そして、目に見えないこの国の、洗脳思想には絶望しているのが本音です。(これは私だけが思っているのかもしれないけれども)府が、行おうとしているJOB CAFEなど(これは若者がターゲットのようですが)の機能も、恋人、就職活動などに共通の、追えば逃げる、逃げれば追うであろうといった、賢い人たちの高飛車感覚での、人の魅力判断をされないことを期待してやみません。人間もっと”すなお”にいきましょー!
庶民ですが熱いです!の代表 m、HITTより

26kame 07-05-12

m、HITTさん、コメントありがとう。「衰え」と「成熟」のバランスは、鏡をぼんやりながめる以上に、しっかり見つめておかないといけませんよね、求める側も求められる側も・・・。
一概に言えないけど、変なフレーム(色眼鏡)をはめられていないベンチャー企業のようなところは、その辺りに気づいているんだと思います。

「二階堂和美のアルバム」というのを仕事場への行きかえりに聞いていて、こんなWordsがでてきます、
  『 愛したい気持ちと 愛されたい気持ちが 追いかけあって戸惑い
    確かめあっていきたくて ねぇ    転がりあっているその先  手をさしのべて あなた』   (「Lovers Rock」より)
ほかの曲でも「転がる」ということばがちょくちょくでてきて、楽しく聞いています。ああ、「七転び八起き」なのっ、て。
「あなた~」と勝手にリフレインしつつ・・・・。

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