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「けものみち」の途中

「高速道路」の「高く険しい道」か「けものみち」か、という比ゆに反応。

梅田望夫著 「ウェブ時代をゆく-いかに働き、いかに学ぶか」(ちくま新書 687)のなかで、「新しい時代」を生きるうえでの心構えが示されている。

その中で、身につまされた箇所の(私的な)抜書き、、

まず、高速道路を走るための「大組織適応性」の判定要素から、

(1)「配属」「転勤」「配置転換」のような「自分の生活や時間の使い方を他者によって規定されること」を、「未知との遭遇」として心から楽しめる

「他者によって規定」、あっ、そののっけから「非適応」っ。バブルの時流にのってインターの入り口までは辿りついたけれど、次の出口で早くも抜けた(吹田でのって茨木で降りたようなもの)・・・、そんな20年ほど前。
その「けものみち」とは、、

「けものみち」とは、(中略) 好きなこと、やりたいこと、やりたくなくてもできることを組み合わせ、ときに組織に属するもよし、属さぬもよし、人とのさまざまな出会いを大切にしながら「個としてのストーリー」を組み立て、何とかゴチャゴチャと生きていく世界だ。

概ね「やりたいこと」<「やりたくなくてもできること」、バランスは年によって違うけれど、小さな組織でもがきながら 『何とかゴチャゴチャと生きて』いる。

けれど、こんな「コツ」を意識し実践できてきたかというと、あやしくて、、

「けものみち」でいちばん大切な「一人で生きるコツ」とは、次のような発想や行動の組み合わせだ。
あらゆる面で徹底的にネットを活用すること。自分の志向性や専門性や人間関係を拠り所に「自分にしか生み出せない価値」(さまざまな要素からなる複合技)を定義して常に情報を発信していくこと(ブログが名刺になるくらいに。(中略))。自分の価値を理解して対価を支払ってくれる人が存在する状態を維持しようと心掛けること。コモディティ化【日用品化】だけは絶対にしないと決心すること。(中略) その予感があったら必ず新しい要素を自分の専門性やスキルに加えていくこと。積極的に人間関係を構築し、人との出会いを大切にすること。組織に属するときでも「個と組織の関係」においてきちんと距離をとって、組織の論理に埋没せず、個を輝かせようと努力すること。

ここでいう「けものみち」的なものに価値を見出したつもりも、若気(わかげ)の至りだったのか、正しかったのかどうかと振り返っていると、、「30歳から45歳」と年代を区切って話しが進む、、その時代のすごし方こそ重要だと(残り少ないっ)、、
加えて、

40歳代前半を縮小均衡的な精神で過ごすと、急に気持ちが老け込んで守りに入ってしまいがちだ。

そんな自覚症状がないでもなく、、その一文とともにmoonriders のアルバムにあるフレーズがリフレイン、、

まだ果実味ありますか?
残ってますか?ど~~よ?
Lemonの風も吹いてますか?
香りますか? ど~~よ!
甘いですか? ど~~よ!
moonriders 「果実味を残せ!Vielles Vignesってど~よ?」

1954年生まれの白井良明さんの問う、「ど~~よ!」、
45過ぎても、50過ぎても、たっぷり、とびっきりの果実味を残せ!、と叫ぶ。
梅田氏の説く心構えと、おじさまロックがシンクロする。

Comments : 2

おやっさん 07-11-13

梅田さんの本はずっと読んでいますので、また、早速購入いたします。

情報ありがとうございました。

26kame 07-11-13

シンプルなメッセージと具体的な示唆で、とても読みやすい本でした。
あやうい心構えへのよいアドバイスをもらえたと思っています。
おやっさんのご感想も楽しみにしています。

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