- 08-11-16
- life
移動ばかりしていたような、落ち着かない、なつやすみ。
ただ田舎の風はやはり涼しくて、緑が多いことだけは心地よかった3日間。
ちびたちを連れて、秋吉のサファリランドへ。カルスト台地が、サバンナになったり、ロッキー湿原になったり、インドの沼が現れたり、かなり強引な場面転換。けれど、それなりに楽しんでいた。
みせ、まち、ひと...
コンビニにおかれたポケモン・スタンプを集めてまわる「ポケモン・スタンプラリー」、4つでシール、8つでポスター、さらに応募券と引き換えられて何かしら景品が貰える抽選も。
こんな集客術が成り立つなんて狂ってるっ...!? 、あぁ、でも、強くせがまられると弱いもので、ちびを助手席に乗せて走ってしまう。
おかげで、ちまちまと町を巡ることができたのだけれど、、改めて気づかされたのは、はびこり過ぎとしか言いようのないコンビニエンスな店、店、店。
もうひとつ、、
まちのシンボル的な存在だった企業の、工場跡地にできたショッピングセンター。
いくつかのナショナルチェーンと地元の洋服屋さんがテナントに入っている模様。
なんとも安普請な建物、、、今の時代の典型的なショッピングセンターのすがたを見て、落ち込んだ。
ぺらぺらな外壁、、張りぼての店構え、、確からしさが乏しい空間。中には入らず、外を車で周っただけ...。
満車になることが想定された巨大駐車場、その計画根拠となる背景に凹まされる。
一方の、
ひっそりとした商店街。ちびのころ通った玩具屋もシャッターが下りていた。というか開いた店がないっ、、路面と街路灯ばかりが、綺麗に整えられた道。
やっぱり店があってこその商店街...。
なかに1軒、小洒落た店を発見。店主さんがセレクトしただろう雑貨が並ぶ。家賃はきっと安いはず、そして相応に、人通りも少ないはず。従来型のマーケティングとは違う世界、「生業(なりわい)」という言葉の語感が似つかわしい佇まい。
10年後、20年後、...
すべてを否定するつもりもないけれど、効率、競争、資本の支配が行き着いた先の地方小都市の典型的なすがたを目の当たりにして、すこし哀しくなった。
10年後、20年後、この町に暮らす人びとは何を感じながら日々過ごすのかしらん、と。年に数回、観光地へ出かけ、これまた仕組まれた疑似体験に満たされることをカンフル剤として日常を過ごすのか。
10年後、20年後、バーチャルで無機質なワールドが日常化したちびたちは、何に価値を見出しながら過ごすのかしらん。
それと、、、
実家の前の土手でバッタを追いかけるちびすけと、
ちらほら伸びはじめたススキの穂、、
それを揺らす風は少しばかりひんやりしていた。