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新潟の「伝達者」さん 〔β版〕

奈良の「くるみの木」の商品横に置かれていたのを目にしてから、ずっと気になっていた本、五十嵐恵美+星野若菜(著)「エフスタイルの仕事」。やっと購入。

エフスタイルの仕事

前書きから引用...

私たちは土地に根付いた産業の中で、生活に関わるあらゆるものをデザインしています。
表立った技術や素材だけでなく、継承している作り手自身の向き合い方に魅力を感じ、生産的なモノ作りの現場から、生活者へ商品を届けるまでの工程をすべて二人で行っています。

モノが生まれる現場に触れると、その土地の空気や作業場の風景、日々に交わす会話の中から見えてくるものがあり、そのモノの原点を深く知ることにつながっていくように思います。
私たちはその一連の流れに携わることで、伝達者としてのリアリティーを持ち続けたいと思っています。

根底に確かな関係性を築いていくことは、関わる人たちの想いが自然と込められ、モノの流れだけではない、人の流れを生み出します。
身近な産業が消えつつある今こそ、人を近くに感じるモノ作りの必要性を、新潟で活動している現場で感じています。

エフスタイル 五十嵐恵美 星野若菜

風景と、現場の日常の、人と手の写真とともに、、
丁寧に語られる「小さな奇跡」のものがたり...
「小さな奇跡」とは、エピローグのこちらから...。エフスタイル(の仕事)は、

小規模ながらも「循環」していることの奇跡ではないかと思いました。...ひょんなことから地場産業とのモノ作りがはじまり、自分たちが生まれ育った土地と接触することで、滞っている部分を見つけては流し、全体のバランスを見ながらつなげることがいつしか仕事になり、...

とあって、とっても楽しそうっ。
そして、うらやましいっ。

Comments : 2

tysk 08-11-11

ごぶさたです。
この本、僕もこないだ購入しました。今は仕事上の友人に貸し出し中。
コンセプトやパッケージングなどの「上流」工程に関わるデザイナーさんや
町づくりコンサルタントと違って、製造工程から販売・流通までトータルに
関わ(れ)るところが「うらやましい」ところですよね。
彼女達のように「じっくり効いてくる」仕事のことを「スローワーク」というの
だろうな、と思って読みました。
あと、地場のおじさん・おばさんと関わる上で、彼女達が「女性二人」なのが
意外と重要なんだろうな、とも感じた。

26kame 08-11-11

変わりない?

歴史とか伝統とかの後押しを受けていれば、「奇跡」もおこる、
たった二人から始めても、仲間を増やし、時代を変えられるのかもっ、
という期待感を抱かされる本でした。

見せかけの時代の速度に翻弄されないように...、とかなんとか、思いつつ、ね。

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