- 09-02-16
- life
穏やかな週末、茨木で幼少・思春期を過ごした川端康成の文学館へ。
近所にも見るべきものは、たくさんあるはずなのだけれど、、、自発的にはなかなか足が向かないもので、仕事がらみでしか、動けない自分もすこし情けない...。
市民は無料、他所から来た人は200円の入館料。
入り口の石碑には、氏の随筆からの引用が、、
私の村は現在茨木市にはいってゐる、京都と大阪との中間の山裾の農村で、その山を深くはいれば、丹波である。村の景色に藝はないけれども、近くに「伊勢物語」や「徒然草」に書かれた所がある。藤原鎌足の遺跡も隣り村にある。
もうひとつ、館内の受付横に掲げられた色紙には、
生活は藝術である。
との一文。土地に由来せずとも、川端康成もそんな考えを持っていたということを発見...。
その生涯を4分にまとめたビデオを観た。両親を幼くして亡くし、祖母・祖父といった最後の肉親を早くに失う。孤独に包まれた思春期。
肉親との別れのとき強く感じるのは、世の中に数少ない、己れの絶対的な理解者が一人いなくなる、という喪失感。
そんな氏が、「生活は藝術である」としたためていて...。






