- 06-08-21
- ABCで考える地域資源活用型の産業振興
Areaの日本語訳は、正確には「領域」で、少しニュアンスが違うのだけれど、「エリア・マーケティング」といった用語が普及しているように、面をイメージさせること、あと、全体の語呂がいいので使っている。都市部、地方といった立地、都市規模・コミュニティの範囲など、そこに存在する人、モノ、金、情報といった地域資源の多寡が、展開される事業を加速したり抑制したりする大きな要因になっているはず。
そして、Businessは、ビジネス・事業、もう少し広げて、産業集積、逆にコミュニティ・ビジネスといったものも含めて考えている。
AとBの輪がすこし重なっているのは、産業分野や事業活動によって、AとBが不可分なものと、そうでないものがありそうで、そのあたりを意識している。
あるシンポジウムのパネラーとして招いた旅館の女将さんは、右手と左手のこぶしを交互に、そして、最後には両方掲げながら、こう語られたのが印象に残っている ―
「まちがあってこそ自分たちがあり、自分たちの仕事があってまちがあるのだ」、と。
まさに、AとBの重なりの上にたつ人の言葉。




